競輪選手のトレーナーとしての認知度が高いですが
実はテニスが一番好きな四日市のパーソナルトレーナー福島です!
今日は『テニス肘って本当に肘が悪いの?』というテーマでお話ししていきます。
▼テニス肘ってなに?
テニス肘は『上腕骨外側上顆炎』という病名で
上腕骨の外肘側の筋肉付着部の炎症をいいます。
この上腕骨の外側上顆には
手首を背屈(反らす動き)の筋肉や
手指を伸展(〃)の筋肉が付着しています。
そのためテニスのプレイにおける
『バックハンド』のインパクト時に
肘に負担がかかると痛みが生じます。
ほかにもデスクワークで
キーボード操作のときにも
これらの筋肉を酷使しやすいので
パソコン操作で発症する人も多いです。
僕も整形外科のリハビリ科での勤務で
テニス肘の方を何名も診ていましたが
その9割はデスクワーカーでした。
▼肘の内側が痛いんだけど…
と疑問を持つ方も少なからずいるでしょう。
そうなんです。
一般的にテニス肘は
上腕骨外側上顆炎のことをいいますが
テニスをしていて肘を痛めるのは
外側だけではないんです。
『フォアハンドでの肘の内側の痛み』
実はこっちもかなり多いんです。
これは病院へ行くと
『ゴルフ肘』と言われるやつですね。
(ゴルフしていないのにね)
手を握る動作の筋肉や
手首を屈曲させる筋肉たちが
肘の内側(上腕骨内側上顆)に付着します。
それが炎症を起こすと
痛みや症状が出現するわけです。
筋力が弱い女性の選手だと
この内側に痛みが出ることも少なくないですね。
▼専門家としてのアプローチ
ここからは身体の動き専門トレーナーとして
チェックポイントについてお話ししましょう!
語りすぎると読むのが疲れると思うので
『手首』に注目してお話しします!
前述したように
外側上顆・内側上顆炎に付着する筋は
手首に関係することが多いのです。
そのため手首の可動域低下や
前腕の筋の緊張の評価が絶対に必要!
ここすら評価しない整形外科の医者は
マジで信用しない方がいいので
セカンドオピニオンを推奨します。
評価方法はたくさんありますが
今この瞬間にできるものをお伝えします!
コレと…(手関節の背屈)
コレです!(手関節の掌屈)
簡単でしょ!笑
どちらも『手首を90度曲げられるか』が
重要になっています。
そしてその時に
『手首や前腕にストレスがないか』も
大切な評価ポイントになります。
ちなみに痺れが出た場合は
手根管症候群が疑われるので
その場合は迷わず整形外科へダッシュ!
(マジで早めに対処して!)
▼テーピングという選択肢
この手首のストレスやつまり感にも
対処法はいくつかありますが、
《テーピングを使う》のが
最も簡単でスピーディーです。
貼り方はこんな感じ↓
まぁちょっとコツがあるので
このまま真似しても変化が出ませんが。
先日、内側のテニス肘でご来店された方は
これで手首の動きが改善しました♪
痛みはテニスしてみないと
改善してるかわからないのですが…(本音)
スポーツに限らず
身体の痛みや動きの改善には
多くの選択肢があることを
知ってもらえたら嬉しいです。
現場からは以上でーす!
▼宣伝でーす!
今回は手首や肘の話をしましたが
ここで紹介したテーピング理論を
足首Ver.で動画解説しています!
早割は終わってしまいましたが
学ぶ意欲がある方はぜひ動画をポチってください。
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