機能改善に強い三重県四日市市のパーソナルジム【スタジオVision】代表の福島です!
さて今日は『鎖骨骨折』について、専門家が解説していきます◎
マニアックな方向に全振りしたお話なので、頭のお堅い方は20回くらい読んでください。
▼手術の安静期間は3〜6週間
外的ストレスを受けて骨折した鎖骨は
整形外科での手術を行うことが多いでしょう。
しかし理学療法士が『リハビリ』で介入することは少なく
骨は治っても機能障害が残ったままの選手も多いです。
基本的な安静期間は指示されるものの
「こんな動きはしないでね!」というDr.ストップがなく
不安になる日々を過ごす方も…。
そのためまずは
『こんな動きに注意してね!』という
NG行為をお伝えしましょう!
▼これらの動きに注意!
いくつか控えてほしい動きはありますが
言っておかないとマズそうなものから順に
ご紹介していきます。
①腕立て伏せ・ベンチプレスなどの胸トレ
主に胸筋に負荷がかかる運動です。
いやいや、
そんなバカなことするやついないでしょ!ww
なんて思うことでしょう。
結構いるんすよ(汗)
「なんかもう…できそうなんですよね〜」
「肩まわりが弱ってきてるので不安で…」
と注意してもやってしまう脳筋はいます。
『大胸筋』は鎖骨に付着する筋肉です。
高強度で胸を鍛えるトレーニングをすれば
100%完治していない状態の鎖骨にとって
悪影響になるので絶対に避けましょう。
次に注意してほしいのが…
②肩関節の外旋動作
写真のような肩の状態ですね。
腕を挙げない姿勢であれば良いのですが
腕を90度くらい挙げた姿勢での外旋は
『鎖骨の動き』が大きく関与してきます。
ボールを投げることが無いにしても
シートベルトを引っ張ってくる時の動きは
日常生活でもついやりがちなので注意です。
(左鎖骨骨折の場合は、助手席のとき)
とはいえ、全く動かさないままだと
肩のインナーマッスルが弱体化していくので
腕を降ろした姿勢で少しずつ回旋トレは
回復に合わせて行うと良いでしょう。
▼鎖骨と首の関係性
そろそろ今日のメインテーマへ。
『鎖骨と首の関係性』です。
鎖骨に付着する筋肉は
胸筋だけではないのです。
『胸鎖乳突筋』や『広頚筋』なども
鎖骨と繋がっている筋肉なのです。
つまり鎖骨骨折をすると…
『首の動きも制限される』し
『首の姿勢不良も鎖骨に影響を与える』ということ。
これが動きの専門家の僕が伝えたいことです。
これが広頚筋です。
顎下から鎖骨に付着していますね。
鎖骨骨折の経験者さんも
この筋肉にもエラーが生じて
仰向けで寝ることに苦労したのでは?
もちろん「首の後ろ側の筋肉」も
緊張したりガチガチになりがちですが
意外とこの前面側にもエラーが出ていることを
知っておいてもらえると良いでしょう。
この動画でなんとも都合の良いことに
首の前面と後面のセルフケア動画を投稿してました★
ただ首の前面(広頚筋リリース)は
骨折後の強度を考えつつ無理ない範囲で
自己責任でやるようにしてください◎
※謎な髪色については触れないでください///
▼連鎖する不調にも目を向けよう。
今回は首をメインでお話ししましたが
そこから起きる不調の連鎖もあります。
肩甲骨が外転位になることによる
前鋸筋(脇の筋肉)の短縮や緊張。
疼痛回避姿勢からくる体幹の側屈・回旋。
首の姿勢不良による胸椎の機能低下など
考え出したらキリがないですね!笑
人それぞれ問題は違うからこそ
信頼できるセラピストやトレーナーに
身体を任せることを専門家としてお勧めします!
身体の動き専門|四日市パーソナルジム
パーソナルトレーニングスタジオVision
代表トレーナー 福島 悠祐 (32)
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誤魔化すことしたフクシマパパです。
このあと夕飯の買い物に行きます♪
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